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高病原性鳥インフルエンザ

インフルエンザはパンデミックを起こすのか?

WHOに報告されたヒトの高病原性鳥インフルエンザA(H5N1)感染確定症例数 2008年1月27日
  2003 2004 2005 2006 2007〜8 合計
確定
症例数
死亡
例数
確定
症例数
死亡
例数
確定
症例数
死亡
例数
確定
症例数
死亡
例数
確定
症例数
死亡
例数
確定
症例数
死亡
例数
アゼル
バイジャン
0
0
0
0
0
0
8
5
0
0
8
5
カンボジア
0
0
0
0
4
4
2
2
1
1
7
7
中国
1
1
0
0
8
5
13
8
5
3
27
17
ジブチ
0
0
0
0
0
0
1
0
0
0
1
0
エジプト
0
0
0
0
0
0
18
10
25
9
43
19
インドネシア
0
0
0
0
20
13
55
45
49
42
124
100
イラク
0
0
0
0
0
0
3
2
0
0
3
2
ラオス人民
民主共和国
0
0
0
0
0
0
0
0
2
2
2
2
ミャンマー
0
0
0
0
0
0
0
0
1
0
1
0
ナイジェリア
0
0
0
0
0
0
0
0
1
1
1
1
タイ
0
0
17
12
5
2
3
3
0
0
25
17
トルコ
0
0
0
0
0
0
12
4
0
0
12
4
ベトナム
3
3
29
20
61
19
0
0
9
6
102
48
パキスタン
0
0
0
0
0
0
0
0
1
1
1
1
合計
4
4
46
32
98
43
115
79
94
65
357
223

 以上がWHOが1月27日に発表した、高病原性トリインフルエンザ(H5N1−A)による、ヒト感染例のある、14カ国の死亡者数である。このうち、昨年の中国、インドネシア、カンボジア、3年前のベトナムは、ヒト−ヒト感染が起きたとWHOでは発表している(中国に関しては疑われる症例)。 もちろんこれは、高病原性トリインフルエンザが、新型インフルエンザになったということではない。高病原性トリインフルエンザはあくまで、高病原性トリインフルエンザというトリのインフルエンザであることに変わりはない。
 ただしトリのインフルエンザが、トリを介さずに感染した可能性と、更なる軽症感染者(死亡に至らない)の増加により、やはりパンデミックを起こすのは、時間の問題といわざるをえない。   
 トリの中で感染を繰り返しているうちは、株が変化を起こしても新型インフルエンザになることはまずないと思われるが、ヒトへ感染した場合や、トリとヒトの両方のレセプターを持つブタなど、あるいはそれ以外の感受性動物の発現とそれによる感染は、体内で別のインフルエンザウイルスとのシャッフルによって、遺伝情報の組み換えが起こり、容易に新型インフルエンザに変化する可能性が考えられる。
 2003年12月以来、東南アジア、中央アジア、欧州などの広い地域において高病原性鳥インフルエンザ(H5N1)が発生している。そんな中で、東南アジア、中央アジアを中心に、ヒトの感染、死亡が目立ってきた。ひとつは、家禽と濃厚接触が見られる環境からであるが、今後感染者で、軽症例が増えることにより、ウイルスの変異は更に容易になると考えられる。

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高病原性鳥インフルエンザ

 高病原性トリインフルエンザによる死者数は全世界で100名を超えた。高病原性トリインフルエンザで注視しておく点は、ウイルスの突然変異によって人・人感染を容易に起こすことが可能になったかどうか、ということである。現時点で人・人感染が確認された事例は中国の南京市で、父子間で感染があったことが報告されているが、ウイルスの変異はないことが中国政府から発表されている。



オウム病ブルセラ病エキノコックス症狂犬病高病原性鳥インフルエンザ

 

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