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ノミ・ダニの予防

増えてきた感染症の危険もあるマダニ寄生

 10年ほど前からマダニ寄生の愛犬が増えています。猫ではグルーミングの習慣など からほとんど寄生しないと言われていましたが、最近では寄生している猫を診ることが多くなりました。 寄生するマダニの多くがフタトゲチマダニで2〜3ミリの幼ダニで動物に寄生し吸血 をし脱皮のため草むらに潜み若ダニから小豆大の成ダニになります。そのライフサイ
クルを17〜30日かけて行い数千個の卵を生みます。 多くのダニが寄生すると吸血のため貧血を起こすこともあります。また、以前は九州 などの病気とされていたクリイロコイタマダニが媒介するバベシア症は、関東でも数年前から同じ公園で遊ぶ愛犬に集団発生した報告も出てきました。この病気は貧血と 運動不耐性などを起こし、死亡する例もあります。
  この他にもダニが媒介する病気はライム病やQ熱等があるので、マダニ対策の必要があります。現在では月一回頸部につけるだけでマダニを駆除できる製剤がありますので、アウトドアに出かける時は事前に投与しておく事をお薦めします。 マダニ寄生の増えた原因としてライフスタイルの変化により飼い主と共に愛犬もアウトドアライフとしてダニの生息する川べりや山野に行く機会が増えた事と、近年の異常気象による地球温暖化によりマダニ繁殖が増えているのではないかと危惧しています。

 ノミとダニの害は増えています

 一番多い犬や猫でのノミの害は、ノミアレルギー性皮膚炎です。犬の皮膚疾患の6%がノミによるアレルギーと報告があります。また、アトピー性皮膚炎との間に強い相関性がある事もわかってきました。犬では腰部から尾の付け根にかけて痒みを伴う脱毛や丘疹が診られます。ひどい痒みで自己損傷を起こすと化膿してきます。また、ノミはサナダムシと呼称される仲間の瓜実条虫の中間宿主でもあります。
  この病気が感染すると肛門の周りや便に付着して動いている体節を見つけることができます。また、人のネコひっかき熱の病原体と考えられている微生物はネコからネコへの伝播にノミが関与していると思われます。

 夏はノミやダニの大発生期です

 この時期の温度と湿度はノミにもダニにも快適で繁殖に非常に適しています。ダニの発生は3月頃から見られ11月になると減ってきます。ノミにとってもこの時期は大好きなのですが、暖房の普及、ホカホカのカーペットや毛布、そして重要なのは加湿器による湿度の上昇により、最近では冬場の繁殖も可能となってきました。この事はノミに関しては一年を通しての予防が必要となってきました。

予防

 犬では、ノミ、ダニ駆除の滴下タイプ、首輪タイプ、又、最近ではダニだけに効果のある首輪タイプもあります。猫では、ノミだけの滴下タイプ、内服や注射で卵の孵化を防ぎライフサイクルを断つ方法などがあります。獣医師に相談し、指示を受けてください。

 

伝染病の予防ノミ・ダニの予防皮膚病の予防肥満による病気と予防口臭・歯石の予防フィラリア・寄生虫の予防

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