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ペットの健康は飼い主の日頃のケアから
 
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 ◆災害時の対応
 

     

ペット(主に犬、猫)にいつもと違う症状が見られたら
かかりつけの動物病院へ早めの受診をおすすめします。

 ●嘔吐や下痢をしている。
 ●おしっこに血が混じっている。
 ●何か異物を飲み込んでしまった。
 ●普段どおりの食欲がない。うずくまったまま動かない。  などなど
 
  動物は具合が悪くても言葉が話せません。日頃からペットの健康状態を
  観察し、気になる症状が見られたら動物病院へ相談してください。

ノミ・ダニの予防 
◆マダニによる感染症

 感染症発症の危険のあるマダニ寄生の被害がここ数年増加の傾向にあります。
 マダニは、草むらに潜み、2~3ミリの幼ダニで動物に寄生にて吸血し
 小豆大の成ダニになります。最近では、ダニが媒介する感染症の一つ、
 「重症熱性血小板減少症」に感染した人が命を落としたケースもあり、
 マダニの被害は非常に重大な事態を引き起こす事があります。

  日本の主なダニ媒介性感染症(人獣共通)
      ・重症熱性血小板減少症(SFTS) ・ダニ媒介性脳炎(TBE)
      ・日本紅斑熱 ・ライム病 ・野兎病
     
◆ノミ寄生によるアレルギー

 犬や猫へのノミ寄生による一番の害は、ノミアレルギー皮膚炎です。
 犬の皮膚疾患の約6%がノミによるアレルギーとの報告があります。
 また、人の「猫ひっかき病」の病原体は、猫から猫への菌の伝播に
 ノミが関与しているとされています。

◆ノミ・ダニから身を守るために

 ノミ、ダニによる感染症の被害は、動物だけでなく人間にも及びます。
 野外での作業や、アウトドアのレジャーの際には腕、足、首などの肌の露出を
 極力少なくし、虫よけスプレーを使用しましょう。
 また、ペットに対しては、スポットオンタイプやチュアブルタイプの駆除剤を
 定期的に投与するようにしましょう。
  

犬のフィラリア症 
 フィラリアは、蚊を媒介し犬の体内に移動し、心臓内で長いものでは30cmに達し
 寄生虫の中でも大型といえるほどに成長します。
 フィラリアを薬で殺すことは可能ですが、かえって症状が悪化してしまう場合が
 あるため、フィラリアには治療ではなく、寄生させない、予防が一番大事なのです。
 
◆フィラリア症から愛犬をまもるために

 
まず、予防薬を投与する前に、フィラリアが寄生していないかを動物病院で検査
 してもらい(血液検査)、寄生していなければ、月に1回フィラリア薬を飲ませます。
 飲ませる期間は、地域によって異なりますが、蚊が活動し始めて1ヶ月後くらいから
 6か月間ほど投与します。
 薬の量は犬の大きさにより異なりますので、必ずかかりつけの動物病院の指示のもと
 投与を行って下さい。
 途中で投与し忘れると感染の危険が高まりますので、忘れず最後まで投薬を続けて
 ください。
  


犬と猫の伝染病とその予防法 
 伝染病の予防は感染動物や感染した汚物に接触させない事が原則ですが、
 直接接触しなくても、くしゃみや咳などを介して空気伝播する事がありますので
 予防注射(ワクチン)の接種をお勧めします。
 通常は混合ワクチン(5種、6種、8種混合など)を接種しますが、
 地域における伝染病の発生状況や、接種する犬猫の年齢や月齢により異なりますので
 かかりつけの動物病院へご相談ください。
  
犬の伝染病 猫の伝染病 
●狂犬病
●犬ジステンパー
●犬伝染性肝炎
●犬アデノウィルス2型感染症
●犬パラインフルエンザウイルス感染症
●レストスピラ感染症
●犬パルボウイルス感染症
●犬コロナウイルス感染症
●猫ウイルス性鼻気管炎
●猫パルボウイルス感染症
●猫カリシウイルス感染症
●猫白血病ウイルス感染症
●猫免疫不全ウイルス感染症


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